【オピニオン】企業の人材採用プロセスにおける速さについて

私自身が外資企業に勤務してきた中で、様々なビジネス上の判断事項についてその意思決定の速さを肌で経験してきたが、人材採用においても「速さ」を感じられる局面に多く立ち会ってきた。
例えば外資クライアントからは超短期での人材発掘をご依頼いただく事もある。
そのようなポジションは早急に埋めなくては業務上支障を来す等の明確な背景があるが、実際に選考から内定提示までが脅威の速さであったこともある。
人材採用の背景はケース・バイ・ケースであり、また同じ外資であっても人材採用については様々なスタンスがあるので、その特徴を外資/日系で単純に切り分けることは出来ないが、相対的に外資は早いのではないか。【Time is money】という価値観の反映もあるだろう。
一方で人材採用においてもコンセンサスを大事にして慎重なスタンスで時間をかける企業もある。
どちらが良い悪いではなく、それぞれに特徴がある。
そしてそのような特徴からも、各企業の風土を入社前に多少なりとも感じ取ることが出来るのではないだろうか。(2017年5月17日)

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