【オピニオン】シニア人材の有効活用について

直近の日経新聞で、家電量販店のノジマが80歳まで従業員の雇用を延長できる制度を設けたとの記事を目にした。
意欲があれば80歳を超えての延長をも検討するとのこと。
素晴らしい試みだと思う。
やる気に満ちた人材を長く大事にする会社はそれだけで魅力的であるし、その結果、そんな施策を打ち出せる会社に対する従業員のコミットも強くなるのではないか。
何より知識も豊富で経験溢れるシニアを活用することは、会社の戦力アップに直結する。
私も会社員時代に、際立った実績をお持ちで顧問として招かれたシニアの方と職場でご一緒させていただき、そうしたシニアの方の大きな価値を実感した経験がある。
その方はお人柄も気さくでオープンな方で、業界裏話的なことも含めて本当に色々なことを丁寧に教えて下さった。
また社内のみならず対外的にも様々な場面で力を発揮されていた。
個人的にはそのような尊敬できるシニアの方が職場にいるだけでも、職場の空気が和やかで落ち着いた感じになる気がして、とてもありがたく思っていた。
withコロナの時代においても、シニア人材の有効活用の為に業界横断的に柔軟な雇用形態を取り入れていくことが、人手不足が見込まれる日本において企業が生き延びるための戦略的な術にもなると思うし、ひいては社会全体の成熟にも繋がるのではないかと思う。(2020年8月2日)

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