【オピニオン】中島翔哉選手のカタール移籍から学びたい

アジアカップは怪我の為に残念ながら出場できなかった中島選手だが、ワールドカップ後の新生日本代表では10番を背負い、高い技術力をベースにクリエイティブで決定的なプレイを随所に見せてくれている次世代のエースである。
そして国を背負う代表戦のプレッシャーの中でも、時に遊び心を持ってサッカーを純粋に楽しんでいるような姿は、観ている者を強く引き込む魅力に溢れている。
そんな彼が今回24歳で、ポルトガルからヨーロッパのトップリーグではなくカタールのクラブチームに移籍することを発表したのは驚きであった。
今回の移籍について彼は自分の意思で決めたことを明言しており、決断の背景として、移籍先が自分のプレースタイルに合っていると見極められたこと、そして楽しくサッカーができる環境を挙げている。
彼は確固とした自分の軸を持って自分の移籍先を決めている。そして決断の背景もとても中島選手らしく素晴らしいと思う。
勿論彼のように際立った力があって複数の世界の有力なクラブチームを選べる立場にあるのは特別なことだと思うが、それでも転職活動においても同様にブレない軸を持つことはとても大事に思う。
その軸がどんな中身であれ、中島選手が言っている通り、軸を基に自分の意思で決めたことには後悔がないはずだ。（2019年2月19日）

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