【キャリア】エンジニアが金融機関のIT部門で働く魅力について
突然ですが、日本のIT人材は、どこに所属していると思いますか?日経新聞の調査によると、日本のIT人材のうち7割はソフトウエア業や情報処理・サービス業といった「IT産業」に従事しており、米国やドイツは逆にIT人材の6割超がIT技術を活用する側の「非IT産業」で働いています。
日本の多くのITベンダーの場合、発注者(金融機関)から「こういうシステムが欲しい」という要望を貰い、それを元に開発・テストを進めて納品する、というのが一般的な流れになるかと思います。
一方で、金融機関のIT部門の場合、「こういうシステムが欲しい」という要件定義の段階から携われるため、ITベンダーとは異なる経験ができます。
要望を受けてシステム開発を進めること自体にやり甲斐は勿論ありますが、「そもそもこの機能は必要なんだろうか?」「本当に必要な機能はこちらではないか?」といった視点で上流工程から参画できるのは、エンジニアの成長機会として非常に魅力的です。
エンジニアにとって金融機関のIT部門で働くというキャリアも、一つの選択肢として検討に値すると思います。(2021年6月20日)
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