【オピニオン】ロボットが採用面接官となる時代

業務効率化を目指しAIやロボット技術を活用して、各種オペレーションを自動化する仕組みは既に金融業界でもその導入が進められているが、AIを搭載したロボットと面接をすることも現実味を帯びてきている。実際に国内他業種では「ロボット」が採用面接官を務める会社も出てきている。

実際にAI面接を導入することで、時間や場所の制約を取っ払える、多言語に対応できる、評価のばらつきを削減できる、あるいは面接時のデータをビッグデータとして活用し今後の採用効率向上を目指せるなど、企業側・候補者側双方に具体的なメリットがある。一方でAIの客観的な分析のみでは限界もあり、人間の面接官が採用プロセスから外れることは考えにくい。とはいえ近い将来には、例えば採用の一次面接で会社に伺いドアを叩いて入室するとそこにロボットが出迎えている、という局面も十分ありえるだろう。(2017年7月2日)

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